こんにちは、やすです。
今回は、Linuc(リナック)101試験に合格しましたので、実践した勉強方法をご紹介します!
これから受験しようと考えている人は、ぜひ参考にしてもらえればなと思います^^♪
受験のキッカケ
受験のキッカケは、LPIC(エルピック)レベル1の有意性の期限が切れたからです。
入社して3~4年目くらいの時に、LPICレベル1を取得したんですけど、5年以上経って優位性の期限(ほぼ有効期限と同じ)が切れちゃったんですよね~。
LPIC201まで取ってたから、202まで取っちゃえばよかったなー。
みなさん、優位性の期限が切れる前に同じ資格か上位の資格を忘れず取りましょう(笑)
LPIC(エルピック)は、LPI-JAPANがLinucの前に採用していた試験で、紛らわしいんですけどLinucとは別物の試験です。
以前は、Linuxの試験といえば「LPIC」だったんですけど、試験の類似問題がネットで手に入るようになってきた(?)だかクラウドの内容をもっと試験に盛り込みたいとかで新しくLinuc試験が始まったみたいです。
内容や難易度、資格の立ち位置は変わらないので、これから受験する人は普通にLinucを取得すればいいと思います♪
Linuc試験とは?
Linucのポジション
「基本情報技術者試験」が全エンジニアの登竜門的な試験だとすれば、「Linuc」はインフラエンジニアの登竜門的な試験です。
インフラ系の業務についた人は、まずこの資格を目標にします。
レベル1を持っていると「ある程度Linuxの知識と操作はできるのね」という感覚です。
レベル1からレベル3までの3つのレベルがあり、「『ITスキル標準(ITSS)』のキャリアフレームワークと認定試験・資格とのマップ」にも掲載されています。
試験概要
試験概要は下記。
問題数 | 60問 |
---|---|
試験時間 | 90分 |
受験料 | 15,000円(税別) |
試験形式 | CBT(テストセンターのPCでカチカチやっていく感じ) |
問題形式 | 択一選択、複数選択式、記述もちょこっと |
合格ライン | 非公開(65%~75%を目安にしてねとのこと) |
試験内容 | 仮想環境を含むLinuxの基本操作は大丈夫? |
詳細は公式サイトを参照。
出題範囲
出題範囲は下記。
- Linuxのインストールと仮想マシン・コンテナの利用
- ファイル・ディレクトリの操作と管理
- GNUとUnixのコマンド
- リポジトリとパッケージ管理
- ハードウェア、ディスク、パーティション、ファイルシステム
詳細は公式サイトを参照。
勉強方法
問題集、参考書、参考サイト
ping-t
僕はIT試験学習サイトNo.1のping-tを中心に勉強しました。
まぁ王道ですね(笑)正直これだけで大丈夫です。
スピードマスター
一応最初にスピードマスターを買ってたんですけど、あまり解く暇なかったなぁ。ちょっとだけ解いて終わっちゃいました。やっぱり3週間はすこし短いですね。。
勉強期間
勉強期間は、3週間くらいです。
普段は、だいたい1ヶ月半~2ヶ月くらい勉強の期間として確保するんですけど、問題をザラっと見た感じいけそうかなと思って受験日を決めちゃいました(笑)
勉強時間
勉強時間は、20時間くらいです。
1週目と2週目は、1日30分問題を解いて、3週目(試験のある週)は、1日1時間問題を解きました。試験当日は早朝から勉強し始めて6時間くらい問題を解きました。
ポイントは「(ほぼ)毎日ちょっとだけやる」ってことです♪勉強を始めたばかりの頃は、わからない問題ばかりで長い時間勉強しようとすると苦痛なので、少しだけでも良いから勉強するってことが大切です。
アドバイス
「重要度の高い項目」を中心に勉強する!
「重要度が高いトピックスほど出題数が多い」ので、重要度が4や3の項目はしっかり勉強しましょう!
「デスクトップ環境の利用(重要度1)」とか1問も解かなかったわ(笑)
「コマンドが限定されている項目」を狙う!
「コマンドが限定されている項目」も勉強しやすいです。
リポジトリとパッケージ管理
たとえば「リポジトリとパッケージ管理」は、大項目全体で「apt、dkpg、yum、rpm」の4つのコマンドしかなく、その使い方(サブコマンドやオプションによる違い)を覚えれば良いだけなので、勉強しやすい(点が取りやすい)と思います。
僕もオプションやサブコマンドをノートに書いて、共通点や違いを意識して勉強しました。
ハードリンクとシンボリックリンク
「ハードリンクとシンボリックリンク」も、lnコマンドの使い方の違いを覚えれば良いだけなので勉強しやすいですね。
ファイルの所有者とパーミッション
「ファイルの所有者とパーミッション」も「chmod、chown、chgrp、umask」コマンドだけで、ファイルのパーミッションやオーナー、グループの変更の仕方だけのシンプルなコマンドなんで、勉強しやすいですね。
Linuxに慣れてないなら、とにかく触ろう
ある程度慣れや感覚で解けるものもあるので、Linuxに慣れていない人はとにかく触りましょう!
新人さんなら、日報や週報をLinux上で書いても良いかもね♪
これで少なくとも「エディタを使った基本的なファイル編集の実行」の項目とファイル操作系の基本コマンドは大丈夫でしょう(笑)
「どうすれば早く書き終わるか」を考えることで、いろいろと覚えるはず。
技術解説セミナーに参加(視聴)する
LPI-JAPANが定期的(2ヶ月に1回くらい?)に、Linuc技術解説セミナーを開催しているので、ちょうどいいタイミングでセミナーがやっていたら参加しましょう。
過去のセミナーもアーカイブされていて動画で見れるので、理解が進まない部分やとっかかりとしてオススメです。
興味のある(実務で使う)項目を勉強する
「こんなコマンド打ったことねぇよ」「この情報いる?」な教科書的な要素の内容はほどほどにして、実際に使えるなと感じた内容を中心に勉強すると良いと思います(笑)
お得に受験する方法
ping-tでバウチャーを買う
ping-tで割引価格の受験チケット(バウチャー)が買えます! → Linuc受験チケット
普通に買うと「16,500円(税込)」なのが、ping-tだと「15,400円(税込)」なので「1,100円」安いですね。101を受験したら102も受験すると思うので、2,200円お得って感じですかね♪
受験料が会社から出る人は良いんですけど、個人事業主の方は使った方が良いと思います。
再受験無料キャンペーンを使う
受験料が安くなるわけじゃないんですけど、Linucの試験は夏や冬にリテイクフリー(再受験無料)のキャンペーンをよく実施しています。
こうゆう時は迷わず受験しましょう!
「1回落ちても良い」っていうのは、かなり受験しやすくなりますよね♪
僕はだいたいping-tやLPI-JAPANからDMが来て申し込み期限の2~3週間前くらいに気付くのですが(もう少し早くメールください!笑)、定期的にLinucの公式サイトにアクセスしてみると良いと思います!
まとめ
さて、今回はLinuc101試験について、僕がどうやって勉強したかを紹介してみました。
これから受験する若手SEの参考になれば嬉しいです。ファイトー!
ではまた。バイバーイ♪