はじめに
こんにちは、やすです。
今回は、EC2インスタンスの購入オプションについてご紹介します!
EC2にはいくつか購入の仕方があって、用途によって使い分けると、コストの最適化が狙えます。
購入オプション
オンデマンドインスタンス
デフォルトの購入オプションです。名前の通り使った分の時間だけ従量課金されます。開発用の環境だったり、利用が短時間の用途の場合に使うのが良いです。
リザーブドインスタンス
長期契約(1年or3年)を結ぶことで、オンデマンドインスタンスよりも安い価格で使えます。リザーブド(予約)しちゃうってことですね!
本番環境など長期利用が決まっている場合は、積極的にコッチを選びましょう。
また、たいていは本番環境とほぼ同じ構成構成の検証環境があって、検証環境でまず動作確認などしてから本番環境に適用する流れが一般的だと思います。
ですので、本番環境と検証環境(いわゆるステージング環境)についてはリザーブドインスタンスで契約するのが良いと思います。
オンデマンドインスタンスで契約した時と比べて、1年契約なら40%、3年契約なら60%の割引になります。EC2のランニングコストが、約半額になるということになるので、ちょっと無視できない割引率ですよね。
「とりあえずデフォルトのオンデマンドインスタンスで」ではなく、「リザーブドインスタンスで契約はできないか」というのを必ずワンクッション挟んだ方が良いです。
スポットインスタンス
使用されていないEC2インスタンスを使うことで、オンデマンドインスタンスよりも安い価格で使えます。利用中にインスタンスが停止する可能性があるので、安定稼働が必要なシステムや環境には向かないです。
忙しくて人手が欲しい時に、スポットで(一時的に)人を借りてきて、コレやっといてというイメージですね。
なので、急に「あ、時間なんで失礼します」といなくなる可能性もあります。
レギュラーメンバーには含めず、スポットの要員の使い方が適しています。
オンデマンドと比較すると90%の割引になるそうですが、価格が変動するみたいです。
専有インスタンス(Dedicated Instance)
自分専用のハードウェアの利用できる購入オプションです。会社の方針で他の会社と同じハードウェア上でEC2を使いたくない(専用のハードウェアを使いたい)ような制約がある場合に使います。
個人的には、あんまりそこはこだわらなくて良いんじゃない?と思いますが。
普通に(ハードウェア共有で)EC2を使う場合と比べると、もちろん料金は高くなります。
ザっと調べた感じだと、倍くらいな感覚なのかなーって思いました。
専有ホスト(Dedicated Host)
専有インスタンスの強化版なイメージの購入オプションです。
専有インスタンスの場合は、ハードウェア共有のオプションで普通に契約しているEC2が同じハードウェア上で実行される場合もありますが、専有ホストの場合は、専有で契約したEC2しか同じハードウェア上で実行されません。
まとめ
今回は、EC2インスタンスの購入オプションについてご紹介しました。
契約の仕方で料金がかなり変わってくるかと思うので、コスト最適化していきましょう!
ではまた、バイバーイ♪