はじめに
こんにちは、やすです。
今回は、AWSのフルマネージドな分析系サービスである「Kinesis」について、ご紹介します!
Kinesis(キネシス)とは?
Kinesisは、ストリーミングデータ(継続的に発生するデータ)をリアルタイミングで収集、処理するサービスです。
いくつか種類があるので早速見ていきましょう!
Kinesisの種類
Kinesis Data Streams
Kinesis Data Streamsは、外部から送信されるストリーミングデータを収集、保存するサービスです。(デフォルトで24時間、最長1年保持できます)
ストレージなどへの連携はできないので、ストレージへ連携したい場合は「Kinesis Data Firehose」を使う必要があります。
Kinesis Data Firehose(新:Amazon Data Firehose)
Kinesis Data Firehose(新:Amazon Data Firehose)は、ストリーミングデータをストレージやデータベースへ配信するサービスです。
収集もできますが、Kinesis Data Streamsのように保持しておくことはできないです。
サービス名が「Kinesis Data Firehose」から「Amazon Data Firehose」に変わりました。前の名前の方がわかりやすかったなー。
Kinesis Data Analytics(新:Amazon Managed Service for Apache Flink)
Kinesis Data Analytics(新:Amazon Managed Service for Apache Flink)は、ストリーミングデータをリアルタイムで分析するサービスです。
こちらもサービス名が「Kinesis Data Analytics」から「Amazon Managed Service for Apache Flink」に変わっています。
うん、前の名前の方が分かりやすい!全然同じ種類のサービスってピンと来ない(笑)
Kinesis Video Streams
Kinesis Video Streamsは、カメラやその他のデバイスから「動画データ」をリアルタイムで取り込むサービスです。
Kinesis Video Streamsだけで分析まではできないですが、他のAIサービスと連携して、取り込んだデータを分析や処理をすることができます。
利用シーンとしては、「スマートホーム」や「スマートシティ」などがあるようです。
「家の中に設置した見守りカメラからの動画データを収集・分析し、異変が起きたらスマホに通知させる」というようなスマートホームの仕組みに活用したり、
「町中にある防犯カメラからの動画データを収集・分析して、交通問題の改善、犯罪の防止、緊急事態への人命救助」といったスマートシティの仕組みに活用できますね!
参考:Amazon Kinesis Video Streams
Kinesis Video Streamsは、「リアルタイムの動画収集(動画分析)」というのがポイントです。
リアルタイム性を求めることに対応するサービスなので、利用シーンとしては「危険察知」や「安全性」といったキーワードで考えると良いと思います。
まとめ
今回は、分析系のサービスであるKinesisについて、ご紹介しました。
DataStreamsで収集し、Firehoseでスルーパス、Data Analyticsで分析の流れです。
「ストリーミングデータ」を「リアルタイム」に処理、分析したい時に使うサービス、ってのがポイントです。
ではまた、バイバーイ♪