Linux

シェルスクリプトの書き方・パターン集まとめ

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この記事では、Linux上で動くプログラムであるシェルスクリプト(bash)の書き方をまとめます。

Linuxサーバの管理をすることになった若手SEの方や、久しぶりにLinuxを触ることになった中堅どころ向けに、備忘として見てもらえればと思います。

コメント

コメントは「#」で表します。
「#」から始まる行はコメントと判断され、実際の処理には影響しません。

変数

変数は「変数名=値」で表します。
使うときは「$変数名」もしくは「${変数名}」で書いても大丈夫です。

イコールの前後は、スペースを含めず記載します。

条件分岐

条件分岐は「if文」と「case文」が使えます。
if文は条件が比較的にシンプルな時、case文は条件とそれに紐づく処理が複雑で多い時に使います。

if文の書き方

if[条件1];then
条件1がTrueの場合
elif[条件2];then
条件2がTrueの場合
else
それ以外の場合
fi

case文の書き方

case 変数 in
パターン1)処理1;;
パターン2)処理2;;
パターン3)処理3;;
*)それ以外
esac

繰り返し

繰り返しには「for文」と「while文」が使えます。

for文の書き方

for 変数名 in リスト
do
処理
done

while文の書き方

while 条件
do
処理
done

関数

関数は「function文」で設定します。

function文の書き方

function 関数名(){
処理
}