こんにちは、やすです。
今回は「Linuxのディレクトリ構成」について話していきます。
Linuxのディレクトリ構成は、FHS(Filesystem Hierarchy Standard)という規格で標準化されていて、/直下には、13個の基本ディレクトリと2個のオプションディレクトリが必要です。
ディレクトリ構成
bin
一般ユーザ用のコマンドの実行ファイルを格納。
実際は「/usr/bin」を見ているだけのシンボリックリンク。
sbin
管理者用のコマンドの実行ファイルを格納。
一番最初に起動する「init」のコマンドもここに入っている。ただ実際はこれも「/usr/sbin」を見ているだけのシンボリックリンク。
usr
起動には不要はプログラムなどを格納
boot
サーバの起動に必須のファイルを格納
dev
デバイスファイルを格納
etc
設定ファイルを格納
lib
ライブラリの格納場所。
実際は「/usr/lib」を見ているだけのシンボリックリンク。
media
リムーバブルメディアのマウントポイント
mnt
ファイルシステムを一時的にマウントするためのマウントポイント
opt
追加でインストールしたパッケージを格納
srv
システムが提供するサービス情報を格納
tmp
一時ファイルを格納。
サーバ再起動すると「/tmp」配下のファイルは消える可能性があるため、本当に作業をするときの一時的な格納場所というイメージ。
var
ログファイルやメールなどの可変ファイルを格納。
home
ユーザーのホームディレクトリ。
root
rootユーザーのホームディレクトリ。
まとめ
今回はLinuxのディレクトリ構成について、話してみました。
ではまた。バイバーイ♪