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【Linux】cronの使い方まとめ

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この記事では、cronについて使い方をまとめました。

cronとは

cronとは、windowsでいうタスクスケジューラと同じです。つまり、あらかじめ「何時にこの処理を実行して!」みたいなジョブを登録しておくことができる非常に便利な機能です。

「Linuxのサーバで、cronに何もジョブを設定していないサーバは(見たことが)ない」ので、設定の仕方を憶えておきましょう。また、何時にどんな処理が実行されているかを把握しておくのはサーバ保守の観点でも必要です。

設定の仕方

使うコマンドは、下記の2つでOKです。

1.cronの設定状況を確認するコマンド
crontab -l

2.cronの設定を編集するコマンド
crontab -e

書き方の書式は下記。
分 時 日 月 曜日 <実行コマンド>

具体例を見ていきましょう

1、毎日朝の5時に「test.sh」シェルスクリプトを実行(workの下にファイルがあるとする)
00 05 * * * /work/test.sh

2、毎週水曜日の夜22:00に「test.sh」シェルスクリプトを実行
00 22 * * 3 /work/test.sh

ログを確認したい

/var/log/cron

1,cronの設定ファイル
/etc/crontab

cronの設定変更手順(作業前にバックアップを取っておこう)

■事前確認
crontab -l(cronの設定確認)
cd /var/spool/cron;pwd
(cronのディレクトリに移行)
ls -l
cp -p root root_`date ‘+%Y%m%d’`
(タイムスタンプと権限の状態をそのままコピー)
ls -l

■変更
crontab -e

■事後確認
crontab -l

 

一旦、こんなところで♪