PostgreSQL

【PostgreSQL】バージョンとサポート期限(EOL)

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こんにちは、やすです。

この記事では、PostgreSQLのバージョンとサポート期限(EOL)についてご紹介します。

パッチが公開されなくなったバージョンの製品(サポート期限切れの製品)を使い続けるのはセキュリティ的に良くないので、新しいバージョンに切り替える必要があります。

インフラチームの保守作業では、こういった古くなったOSやMWを新しいバージョンのものに変えるという作業がよくありますね。

どのバージョンにするべきか(バージョンの選定)は、他チームと横ぐしで相談するなり、決定権のある人たちに決めてもらう必要があります。

リリースとサポートポリシー

PostgreSQLのリリースとサポート期限は、けっこうわかりやすいです。さっそく見ていきましょう♪

メジャーバージョンは、1年に1回

メジャーバージョンのリリースは、1年に1回(9月or10月)あります。

主に「新機能が追加されたもののリリース」というイメージです。

マイナーバージョンは、3ヶ月に1回

マイナーバージョンのリリースは、3ヶ月に1回(2月・5月・8月・11月の第2木曜日あります。

主に「バグ修正やセキュリティ修正されたもののリリース」というイメージです。

サポート期限(EOL)は、5年間

メジャーバージョンのサポート期限は、リリースから5年間です。

5年以降はマイナーリリースがなくなるので、5年ごとにアップグレードをする必要がありますね。

バージョンとサポート期限一覧

バージョンサポート初回リリース日最終リリース日(EOL)
16あり2023/9/142028/11/9
15あり2022/10/132027/11/11
14あり2021/9/302026/11/12
13あり2020/9/242025/11/13
12あり2019/10/32024/11/14
11なし2018/10/182023/11/9
10なし2017/10/52022/11/10
9.0~9.6なし2010/9/202021/11/11
8.0~8.4なし2005/1/192014/7/24
7.0~7.4なし2000/5/82010/10/1
6.3~6.5なし1998/3/12003/3/1

※9.6までは、小数点第1位までを含めてメジャーバージョンだったようです。

公式サイトのページ

公式サイトの案内は下記です。
最新情報はこちらをご確認ください。

バージョン確認方法

設計書が整備されておらず、実機でバージョンを確認する場合は「psql –version」で確認できます。

(1)インストールされていることを確認
[root@localhost ~]# rpm -qa | grep postgres
postgresql-libs-9.2.24-9.el7_9.x86_64
postgresql-server-9.2.24-9.el7_9.x86_64
postgresql-test-9.2.24-9.el7_9.x86_64
postgresql-plperl-9.2.24-9.el7_9.x86_64
postgresql-upgrade-9.2.24-9.el7_9.x86_64
postgresql-contrib-9.2.24-9.el7_9.x86_64
postgresql-odbc-09.03.0100-2.el7.x86_64
postgresql-jdbc-javadoc-9.2.1002-8.el7_8.noarch
postgresql-9.2.24-9.el7_9.x86_64
postgresql-devel-9.2.24-9.el7_9.x86_64
postgresql-static-9.2.24-9.el7_9.x86_64
postgresql-pltcl-9.2.24-9.el7_9.x86_64
postgresql-plpython-9.2.24-9.el7_9.x86_64
postgresql-docs-9.2.24-9.el7_9.x86_64
postgresql-jdbc-9.2.1002-8.el7_8.noarch
[root@localhost ~]#

(2)postgresqlのバージョンを確認
[root@localhost ~]# psql --version
psql (PostgreSQL) 9.2.24
[root@localhost ~]#

まとめ

今回は、PostgreSQLのバージョンとサポート期限について話してみました。

ではまた、バイバーイ♪