こんにちは、やすです。
この記事では、Sambaの設定ファイルである「/etc/samba/smb.conf」の主な設定項目についてご紹介します。
Sambaの設定ファイルは「global」「homes」「printers」の3つのエリアに分かれていて、そのエリアで使える設定項目を指定し、イコールで繋げて設定する形です。
global
Samba全体の設定に関わるセクションになります。
僕のCentOS7(Samba4.10)の環境だと下記のような設定でした。
[global]
workgroup = SAMBA
security = user
passdb backend = tdbsam
printing = cups
printcap name = cups
load printers = yes
cups options = raw
globalセクションで使う主な設定項目は下記です。
設定項目 | 説明 |
---|---|
security | |
hide dot files | 隠しファイル(ドットから始まるファイル)を表示させるか設定する項目 |
ログ関連の設定項目
globalセクションで使うログ関連の設定項目は下記です。
ログ設定項目 | 説明 |
---|---|
log file = ログファイル名 | ログファイルの設定項目。 ※通常は/var/log/samba/配下 |
log level = レベル | ログレベルの設定項目。数字で設定する |
max log size = サイズ | ログファイルの最大サイズの設定項目。 単位はKBで、超えると新しいファイルが作成される。 |
homes
クライアントをhomeディレクトリへ共有するセクションです。
printers
共有プリンタの設定を行うセクションです。
「homes」セクションと同様に機能しますが、プリンター用のセクションです。