こんにちは、やすです。
この記事では、OpenLDAP関連のコマンドをご紹介します。
目次
slapから始まるコマンド(LDAPサーバ側のコマンド)
slapadd
エントリの追加を行うコマンドです。
slaptest
設定ファイルの構文チェックをするコマンドです。
slappasswd
サーバ管理者のパスワードを変更するコマンドです。
slapcat
データベースからデータをLDIFファイルとして作成するコマンドです。
slapd
ldapから始まるコマンド(LDAPクライアント側のコマンド)
ldapadd
LDAPサーバにエントリーを追加するコマンドです。
書式
基本的な使い方
ldapdelete
LDAPサーバに登録されているエントリーを削除するコマンドです。
書式
基本的な使い方
ldapmodify
LDAPサーバのエントリーを変更するコマンドです。
書式
基本的な使い方
ldapsearch
LDAPサーバに登録されているエントリーを検索するコマンドです。
書式
ldapsearch オプション 検索条件
基本的な使い方
ldapsearch (-h testserver) -x -L -b “xxxxxxxx”
ldapsearch (-H ldap://testserver:389) -x -L -b “xxxxxxxx”
主なオプション
オプション | 説明 |
---|---|
-h LDAPホスト名またはIPアドレス | LDAPサーバのホスト名(IP)を指定。 ただ-Hで指定する方が推奨っぽい。 |
-H LDAPのURL | LDAPサーバのURLを指定。 ※ldap(s)://ホスト名(:port)。 ※ポートはldapなら389、ldapsなら636。 ※LDAPサーバの指定を省略した場合は、ローカルホストの検索。 |
-b ”(属性名=値)” | 検索条件を指定するメインオプション。 ダブルクオートもしくはシングルクオートで囲う。 |
-x | SASL認証の代わりに簡易認証で実行可能。 ※OpeLDAPは標準でSASL認証というものを使うのですが、-xをつけることでSASL認証をスキップできる。基本つける形で良さそう。 |
-L | LDIFv1 形式で応答を出力 |
-LL | コメントなしでLDIF形式で応答を出力 |
-LLL | コメントなしでLDIF形式で応答を出力 |
ldappasswd
LDAPサーバに登録されているユーザのパスワードを変更するためのコマンドです。
書式
基本的な使い方
まとめ
この記事では、LDAP関連のコマンドを紹介しました。
ではまた、バイバーイ♪