こんにちは、やすです。
この記事では、Apacheのバージョンとサポート期限(EOL)について、紹介します。
Apacheはオープンソースなので「サポート期限」という概念がありません。
なので「バグ修正やセキュリティ修正のマイナーバージョンがリリースされなくなる日」をそのバージョンの終了日という考えです
バージョンとサポート期限一覧
バージョン | リリース日 | 最終リリース日(EOL) |
---|---|---|
2.4 | 2012/2/21 | 未定 |
2.2 | 2005/12/1 | 2017/7/11 |
2.0 | 2002/4/6 | 2013/7/10 |
1.3 | 1998/6/6 | 2010/2/3 |
メジャーバージョンについて
Apacheは「小数点第1位までを含めてメジャーバージョン」です。
メジャーバージョンは基本的に「新機能や新しい仕組みが追加されたもののリリース」なので、メジャーバージョンのリリースが少ないということは、Apache自体がある程度成熟している製品と言えますね。
マイナーバージョンについて
マイナーバージョンは、1年に3回くらい(4ヶ月に1回くらい)リリースされる感じなのかなーという印象を持ちました。
Apache2.2で考えると、最終バージョンが「2.2.34」なので、ザックリ12年間で34回マイナーリリースをしていると考えると、1年で3回くらいリリースしているのかなーと。
※マイナーバージョンのリリースノートのようなものは、僕が調べた限りだと見つけられませんでした。
マイナーバージョンのリリースノートのようなものは、僕が調べた限りだと見つけられませんでした。
バージョンの確認方法
Apacheのバージョン確認方法としては、「httpd -v」を実行するか「rpm -qa | grep httpd」のような形でパッケージのバージョンを確認しても良いですね。(僕の場合は「Apache2.4.6」でした)
[root@localhost ~]# httpd -v
Server version: Apache/2.4.6 (CentOS)
Server built: May 30 2023 14:01:11
[root@localhost ~]#
[root@localhost ~]# rpm -qa | grep httpd
httpd-tools-2.4.6-99.el7.centos.1.x86_64
httpd-2.4.6-99.el7.centos.1.x86_64
[root@localhost ~]#
まとめ
今回は、Apacheのバージョンについて調べてみました。
2.4系をひとまず使っていればよいかと。
ではまた、バイバーイ♪